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【景気】【支出】コンビニエンスストア11月売上-既存店ベースで8か月連続前年割れ。個人消費の停滞つづく

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)によるコンビニエンスストア統計調査月報によると、11月のコンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで8か月連続の前年同月比マイナスとなりました。

 

全国的に平均気温が高かったが、中旬は北日本で局地的な大雪となる等の天候不順や消費者マインドの低下により客数に影響を及ぼしました。 一方で、既存店客単価については、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材の好調による買い上げ点数増加も影響し、2ヶ月連続で前年を上回っています。

 

既存店ベースで、

  • 来店客数12億3,372万人(前年同月比 -1.8%)が9ヶ月連続のマイナス、
  • 平均客単価589円(前年同月比 +0.2%)が2ヶ月連続のプラス
  • 売上高7,269億円(前年同月比 -1.7%)は8ヶ月連続のマイナス

引続き、個人消費に明るさは見られません。。。

 

【コンビニエンスストア業界 売上高・店舗数の推移】
Convenience141222_Summary

(注)一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)データよりシミュライズ作成。 以下グラフも同様

 

【コンビニエンスストア業界 売上高の前年同月比 (2013年1月以降)】

Convenience141222_Sales

業界全体の店舗数は拡大が続いており、それにともなって全店ベースの売上高、来店客数は増大しています。しかし、業界内での新規参入店舗との競争もあり、既存店の売上高は4月の消費税増税以降は前年比マイナスに沈んでいます。

 

 

 

続いて、既存店ベースの来店客数と客単価についてみてみましょう。

 

【既存店の来店客数と客単価の推移】

Convenience141222_kyakusu vs tanka

 

2008年以降の長期間の傾向としては、既存店についても来店客数は増加をつづけてきたことがわかります。 ただし、下記グラフで過去2年をより詳細にみてみると、客単価はほほ横ばいである一方、来店客数は特に今年に入ってから前年比マイナス圏での下落傾向。 個人消費が停滞しており、この来店客数の減少が売上高の前年比マイナスに繋がっていることが理解できます。

 

【既存店の客数と客単価の前年同月比 (2013年1月以降)】

Convenience141222_kyakusu vs tanka change

 

最後にコンビニエンスストア業界の主要企業の売上高を見てみましょう。

ここでは、各企業における国内のコンビニエンス事業の売上高を比べています。

 

【コンビニエンスストア業界企業の売上高比較】

銘柄コード 企業名 売上高 (億円) 前年比
3382 セブン&アイ・ホールディングス 3兆7,812 7.8%
2651 ローソン 1兆9,372 1.7%
8028 ファミリーマート 1兆7,219 8.7%
9946 ミニストップ 3,499 -0.8%
7544 スリーエフ 885 -9.5%
7601 ポプラ 542 -1.7%

(注1) 各企業有価証券届出書よりシミュライズ作成
(注2) 各企業の国内コンビニエンスストア事業の売上高。自社とフランチャイズの合計。

 

上位陣と下位の差の拡大、セブンイレブンの圧倒的強さ、ファミリーマートの前年比の伸びなどが目立ちます。

 

 

 

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