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【運用】FX:シカゴ投機筋のポジション動向(12/19NY公表)-引続き円・ユーロ・英ポンド、ショート巻き戻し。円は一旦115円台まで買戻されるも、再び119円台まで売られる。

全米先物取引委員会(CFTC)により週末公表の、シカゴ通貨先物市場における最新12/16時点の投機筋ポジション動向。

 

前週に引き続き、主要通貨の対米ドルショートが巻き戻された一週間となりました(ポジションは12/16時点)。  円、ユーロなどは一旦買われ、USD/JPY為替レートは115円台半ば、EUR/USD為替レートは1.25台半ばをつけましたが、その後はポジション調整がある程度進んだこと、注目されたFOMCにて利上げに対してある程度慎重な対応をしていくことが確認されたことなどもあり、再び売られています。 また、スイス国立銀行(中央銀行)は、ロシア情勢の悪化などを要因としたスイスフラン高けん制のため、1970年代以降初となるマイナス金利の導入を発表しています。

 

今年に入ってからの主要通貨の投機筋ネットポジション(対ドル)の動きをグラフ化しています。
CME_Position141219
(注1)CFTC公表データをもとにシミュライズまとめ

 

この週末NY時間に公表されているポジションは、先週火曜日時点(12/16)のものであることをご注意の上、ご覧ください。

 

関連記事 →【運用】FX取引の際にはチェックしておこう、シカゴ投機筋のポジション動向

 

 

 

 

現状のネットポジション、過去1週間の変化、1ヶ月の変化をまとめています。

 
 各通貨(対ドル)の投機筋ネットポジション(枚)

通貨 2014/12/16
ネットポジション
1週間変化 1ヶ月変化
JPY -86,927 17,209 5,527
EUR -126,655 10,257 42,075
GBP -14,552 9,050 8,277
AUD -34,253 10,760 3,349
NZD -639 1,656 608
CHF -3,655 18,442 18,461
CAD -15,694 -1,332 3,823

 

        

一週間の主な動き: 

  • 前週に続く巻き戻しで円ネットショートポジションは大幅に減少、ほぼ一か月前の水準。 円も買い戻され、ドル円為替レートは一時115円半ばをつけました。 ただし、今回の円巻き戻しのピークはちょうどポジション集計日の12/16。 ポジションが軽くなったその後は、注目されたFOMCにて利上げに対してある程度慎重な対応をしていくことが確認されたこともあり、再びドル買い方向へ。 119円半ばで週末を迎えています。再びショートが積み上がり始めている可能性があり、注目されます。
    (下記、USD/JPYネットポジションと為替レートの推移をご参照ください。 ) 
  • ユーロも前週に続いて巻き戻しでネットショート大きく減少、8月の水準へ。ユーロはEUR/USD為替レートで一旦1.25台半ばまで買い戻されましたが、こちらも週末に向けては再び売られ、1.22台前半と今年最安値水準で週を終えています。
    (下記、EUR/USDネットポジションと為替レートの推移をご参照ください。 )
  • 英ポンドもショート減少し1ヶ月前の水準。 豪ドルも2か月前の水準までショート減少しています。 但し、豪ドルは週半ば以降売られ、AUD/USD為替レートで0.81台半ばで週を終えており、こちらも再びショートが積み上げられている可能性があります。
  • スイスフランは大幅なショート減少。 スイス国立銀行(中央銀行)は18日、ロシア情勢の悪化などを要因とする最近のスイスフラン上昇をけん制する目的で、1970年代以降初となるマイナス金利を2015年1月より導入すると発表しました。 USD/CHF為替レートは昨年春以来の水準の0.98台半ばで週を終えています。

 

【円、ユーロ、豪ドルの対米ドルネットポジションと為替レート推移(2012年1月~)】
CME_JPYPosition141219
CME_EURPosition141219

CME_AUDPosition141219

   (注)CFTC公表データをもとにシミュライズまとめ

 

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