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【支出】家計は確実に悪化 カケイノミクスを切に望む  

アベノミクスが選挙でその存続の是非を問われている。

ある政党では”家計のミクス”を唄い、家計の復興、家計が少しでも改善すことを最大の目標とする政治家も出てきている。

そのくらい家計は悪いと見て良いレベルになっている。

今まであまり大きく騒がれていなかったが、GDPの数値のネガティブなサプライズから、ようやく家計の改善がされていないことにも焦点があたり始めている。

今月の家計の大事な数字は

消費支出は前年同月比実質4.0%の減少

(”実質”は物価を考慮した数値という意味・物価は上昇傾向にある。)

 

 

【消費支出の実質増減率推移】

 消費支出201410

物価の上昇を反映させた”実質”支出の前年同月比を主に追っかけていくことで、家計の支出額がどのように推移したかを見ています。

消費税導入前の駆け込み消費で3月に7.2%を記録したのちはすべてマイナスとなっています。

 

 

二人以上の世帯の概要


・消費支出は,1世帯当たり 288,579円
前年同月比 実質4.0%の減少 前月比(季節調整値) 実質0.9%の増加 名目0.7%の減少
・消費支出(除く住居等※)は,1世帯当たり 247,246円
前年同月比 実質2.0%の減少 前月比(季節調整値) 実質1.3%の増加 名目1.3%の増加
・勤労者世帯の実収入は,1世帯当たり 488,273円
前年同月比 実質2.1%の減少 名目1.2%の増加

 曇り雨

(やはり今月も前月より-1.6改善したもののマイナス継続であった。)

 

何が悪化したのか?


消費支出の実質増減率に寄与した主な中分類項目及び品目を見てみます。これは今月の実質4%のマイナスがどのようなものが原因でこのようになったかを分析するためです。

寄与度のマイナスが大きいものほど、前年同月比がマイナスになったより大きな要因となったことを表しています。いわば「犯人さがし」のようなものです。

中分類品目
    <減少項目>   実質寄与度

  • 設備修繕・維持   [-0.89]  設備器具,給排水関係工事費
  • 交際費        [-0.85]  贈与金  
  • 自動車等関係費  [-0.66]  自動車購入,ガソリン
  • 家庭用耐久財   [-0.45]  電気冷蔵庫,エアコンディショナ
  • 教養娯楽サービス [-0.38]  国内パック旅行費,ゴルフプレー料金
  • 電気代        [-0.21]
  • 洋服          [-0.21]   背広服,男子用コート

  <増加項目>

  • 諸雑費        [0.34]   婚礼関係費,葬儀関係費
  • 保健医療サービス [0.28]  歯科診療代,医科診療代

 注1 主な中分類項目を寄与度順に掲載した。
 2 交際費の実質化には消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)を用いた。

 

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