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【運用】中国バスケット(ID10005)は中国市場の成長と中国との貿易改善を期待するバスケットだ。

中国関連株について

中国関連株 中国の経済成長の恩恵を受けている企業のことで、

建設機械ではコマツや日立建機
鉄鋼では新日鉄、JFEホールディングス
海運では商船三井、川崎汽船
自動車では 日産、トヨタ
などがその代表格です。

中国の経済成長が高くなると、業績がよくなり、株価も高くなる傾向があります。

少し日本の中国との貿易について見てみましょう。

 

パフォーマンス

 

最新のパフォーマンスはこちらです。 ⇒ シミュライズ株式ポートフォリオ

 

中国の輸出入統計

 

日本はすっかり中国にとって大事な国ではなくなってきているようです。2013年の中国の輸出額は相手国別に以下のようになっています。

輸出においてはASEANよりも小さく、全体の6.8%しかありません。北米の18%、欧州の18.4%と対照的です。

 

【中国の輸出統計】 単位:100万ドル、%

統計 2012年 2013年
地域 金 額 金 額 構成比 伸び率
アジア 1,006,812 1,134,706 51.3 12.7
 日本 151,622 150,275 6.8 △ 0.9
 香港 323,431 384,792 17.4 19
 ASEAN 204,255 244,070 11 19.5
  ベトナム 34,208 48,593 2.2 42.1
  マレーシア 36,525 45,933 2.1 25.8
  シンガポール 40,742 45,864 2.1 12.6
  タイ 31,196 32,738 1.5 4.9
 台湾 36,777 40,644 1.8 10.5
 韓国 87,678 91,176 4.1 4
 インド 47,678 48,443 2.2 1.6
 パキスタン 9,275 11,019 0.5 18.8
 サウジアラビア 18,452 18,742 0.8 1.6
北米 380,110 397,838 18 4.7
 米国 351,777 368,427 16.7 4.7
 カナダ 28,125 29,219 1.3 3.9
欧州 396,399 405,775 18.4 2.4
 EU28 335,259 338,985 15.3 1.1
  ドイツ 69,210 67,348 3 △ 2.7
  オランダ 58,897 60,317 2.7 2.4
  英国 46,297 50,949 2.3 10
  イタリア 25,653 25,756 1.2 0.4
  フランス 26,899 26,719 1.2 △ 0.7
 ロシア 44,056 49,595 2.2 12.6
大洋州 44,868 44,620 2 △ 0.6
 オーストラリア 37,728 37,560 1.7 △ 0.4
中南米 135,215 134,271 6.1 △ 0.7
 ブラジル 33,420 36,192 1.6 8.3
 チリ 12,599 13,113 0.6 4.1
 メキシコ 27,515 28,968 1.3 5.3
アフリカ 85,311 92,809 4.2 8.8
 南アフリカ共和国 15,323 16,831 0.8 9.8
 アンゴラ 4,039 3,965 0.2 △ 1.8
合計(FOB) 2,048,714 2,210,019 100 7.9

〔注〕 通関ベース

〔出所〕 2012年は「中国海関統計年鑑」2012年版、2013年は「中国海関統計」2013年12月号

 

 

輸入においてもASEAN10.2%、欧州16.6%、北米9.1%のそれに及ばず8.3%となっています。前年比-8.7%という数字は驚きです。

2013年に入り、隣国韓国9.4%にも完全に抜かれてしまいました。日本が輸出がさらに伸ばすためには世界第2位の消費市場である中国との貿易改善・促進はマストです。

【中国の輸入統計】

輸入 2012年 2013年
地域 金 額 金 額 構成比 伸び率
アジア 1,038,293 1,090,170 55.9 5
 日本 177,834 162,278 8.3 △ 8.7
 香港 17,880 16,215 0.8 △ 9.3
 ASEAN 195,892 199,540 10.2 1.9
  ベトナム 16,231 16,890 0.9 4.1
  マレーシア 58,307 60,143 3.1 3.1
  シンガポール 28,531 30,050 1.5 5.3
  タイ 38,555 38,523 2 △ 0.1
 台湾 132,204 156,637 8 18.5
 韓国 168,738 183,073 9.4 8.5
 インド 18,796 17,028 0.9 △ 9.4
 パキスタン 3,138 3,200 0.2 2
 サウジアラビア 54,862 53,461 2.7 △ 2.6
北米 156,166 177,866 9.1 13.9
 米国 132,897 152,575 7.8 14.8
 カナダ 23,210 25,219 1.3 8.7
欧州 286,690 324,191 16.6 13.1
 EU28 212,153 220,055 11.3 3.7
  ドイツ 91,921 94,204 4.8 2.5
  オランダ 8,703 9,831 0.5 13
  英国 16,805 19,091 1 13.6
  イタリア 16,068 17,578 0.9 9.4
  フランス 24,118 23,113 1.2 △ 4.2
 ロシア 44,155 39,618 2 △ 10.3
大洋州 91,666 108,561 5.6 18.4
 オーストラリア 84,618 98,818 5.1 16.8
中南米 126,073 127,300 6.5 1
 ブラジル 52,329 54,086 2.8 3.4
 チリ 20,627 20,693 1.1 0.3
 メキシコ 9,160 10,249 0.5 11.9
アフリカ 113,251 117,429 6 3.7
 南アフリカ共和国 44,671 48,319 2.5 8.2
 アンゴラ 33,562 31,970 1.6 △ 4.7
合計(CIF) 1,818,405 1,950,289 100 7.3

〔注〕 通関ベース。 輸入額の合計は、輸入先不明分があるため地域の足し上げ結果と一致しない。 

〔出所〕 2012年は「中国海関統計年鑑」2012年版、2013年は「中国海関統計」2013年12月号

 

将来はどうなるか、JETROのレポート2014年8月20日)を参照すると、すこし明るい未来が見えていますが、完全な回復とは言っていない状態です。

 

「輸出入ともに増加に転じる、対中貿易赤字は約4割増−2014年上半期の日中貿易− ジェトロが財務省貿易統計と中国海関統計を基に、2014年上半期の日中貿易を双方とも輸入ベースでみたところ、総額は前年同期比4.4%増の1,683億59万ドルと、前年同期の2桁減から増加に転じた

しかし、反日デモ前の2012年上半期の水準には達していない。日本の対中輸出(中国の対日輸入、以下同じ)は2.5%増の779億9,518万ドル、輸入は6.1%増の903億541万ドルとなり、貿易収支は日本側の123億1,024万ドルの赤字となった。

この結果、対中貿易赤字は前年同期比37.0%増加し、過去最大(統計で確認できる1995年以降)を更新した。」

 

阿部内閣の中国との関係改善が進めば、もう一度中国関連銘柄のアップも十分に可能性がある。

日中間の貿易を促進するには、まずは政治での問題点の解決と、両国の経済優先の付き合いを再構築することで、中国の力を借りて再成長できる企業が出てくる必要がある。

 

日本中国間の貿易について

 

日本との貿易(通関ベース)(100万ドル)

日本の輸出(A) 日本の輸入(B) 収支(A-B)
2009 109,630 122,545 ▲12,915
2010 149,086 152,801 ▲3,714
2011 161,467 183,487 ▲22,020
2012 144,686 189,019 ▲44,333
2013 129,851 182,192 ▲52,340

(出所:財務省「貿易統計」を基にジェトロがドル換算)

輸出は2011年よりも大きく落ち込んできている。輸入はそこまでの落ち込みはないため貿易収支の赤字は拡大中。

 

【輸出入品の概要】

日本の主要輸出品目(シェア) 電気機器(シェア22.1%)、一般機械(シェア19.5%)、化学製品(シェア16.3%)、原料別製品(シェア13.6%)、輸送用機器(シェア9.8%)
備考:2013年
出所:財務省「貿易統計」
日本の主要輸入品目(シェア) 電気機器(シェア28.0%)、一般機械(シェア16.8%)、衣類・同付属品(シェア13.7%)、原料別製品(シェア11.2%)、化学製品(シェア5.2%)、食料品(シェア5.0%)
備考:2013年
出所:財務省「貿易統計」
日系企業進出状況 企業数:23,094社(2012年末現在)
出所:「2013中国貿易外経統計年鑑」

電気機器等も中国の生産能力が上昇すれば、中国への輸出は難しくなってきます。

より高度な分野での技術輸出、環境等の新分野に重点が移ってきている。

 

 

バスケットの種類

 

テーマバスケット

 

 

バスケット設定日

 

2014/5/7

 

 

バスケット銘柄構成

 

バスケットの構成銘柄とその中国との取引等について簡単にまとめてみました。

銘柄コード 銘柄名 説明
5108 (株)ブリヂストン 中国ではタイヤ販売本数が乗用車用2割弱・トラック用1割強の増加(2014)
6326 (株)クボタ 主要なセグメントである機械・水・環境エリアすべてにおいてアジアで成長中。中国も環境・水は大きな問題。
7201 日産自動車(株) 中国の総販売台数は前年比14.0%増の2,075万台。当社の販売台数は前年比17.2%増、市場占有率は前年比0.2ポイント増の6.1%(2013)
8113 ユニ・チャーム(株) 2014年の4月の販売高は前年同月比20%増。秋口には高機能の新商品も投入する。今期の中国は増収増益を見込む。
9104 (株)商船三井 不定期専用船(なかでもドライバルク船事業)は石炭その他貨物が中国経済成長に影響を受けるため、回復に期待。

 

 

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