最新

【支出】消費支出は-5.6%と低迷は続く。

総務省が31日発表した9月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は27万5226円と、物価の動きを除いた実質で前年同月に比べて5.6%減った。前年同月比がマイナスなのは6か月連続。

かつ8月の-4.7%からさらに0.9%悪化している。個人の消費支出はまだ明るさは見てていない。

 

家計消費は依然弱い


 

  • 消費支出は, 1世帯当たり 275,226 円
    • 前年同月比 実質 5.6%の減少
    • 前月比(季節調整値) 実質 1.5%の増加
    • 名目 1.9%の減少
  • 消費支出(除く住居等※)は, 1世帯当たり 237,685 円
    • 前年同月比 実質 5.8%の減少
    • 前月比(季節調整値) 実質 1.1%の減少
    • 名目 2.1%の減少
  • 勤労者世帯の実収入は, 1世帯当たり 421,809 円
    • 前年同月比 実質 6.0%の減少
    • 名目 2.3%の減少

 

【2014年に入ってからの消費支出の変化】

消費支出201409

 

 

消費支出の実質増減率に寄与した主な中分類項目及び品目


実質寄与度とはある変数の変動に対し,各要因がどれだけ影響しているかを表したもの。各寄与度を変動全体に対する百分率で表したものを寄与率という。

簡単にいうと何が原因で消費支出が減少したのか、増加したのか、犯人捜しである。 

 

 

9月の減少は私立大学の授業料、外壁等の修繕、婚礼関係費、交際費等が家計をマイナスにした要因である。

自動車関係費は増加しており、支出を増やす原因となった。

  <減少項目>  

  • 授業料等 [-1.87]  私立大学,専修学校
  • 設備修繕・維持 [-0.79]  外壁・塀等工事費
  • 諸雑費 [-0.61]  婚礼関係費,装身具
  • 交際費 [-0.56]  贈与金,つきあい費
  • 電気代 [-0.51]
  • 家庭用耐久財 [-0.24]  エアコンディショナ,電気洗濯機
  • 外食 [-0.19]  飲酒代,すし(外食)

  <増加項目>

  • 自動車等関係費 [0.97]  自動車購入,自動車整備費

 

消費税のインパクト


消費税のインパクトは1989年、1997年のインパクトをはるかに上回っていることは明らかである。

  • 1989 年4月:消費税導入(0%→3%) 
  • 1997 年4月:消費税率引上げ(3%→5%) 
  • 2014 年4月:消費税率引上げ(5%→8%)

 

2014年のインパクトからの回復で他の2回の消費税上げのインパクトまで戻る気配がなく、停滞したままである。

 

 

消費税インパクト

(出所:総務省統計局)

 

▲TOPに戻る