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【運用】FX:シカゴ投機筋のポジション動向(9/19NY公表)- 円・ユーロともショート大幅減少、ただし円安は一気に109円台まで進む

全米先物取引委員会(CFTC)により週末公表されている、シカゴ通貨先物市場における最新9/16時点の投機筋ポジション動向。参考にしている市場参加者も多く、FX取引の際には是非確認をしておきたい。

 

この一週間については、円、ユーロともにこれまで大幅に積み増されたネットショートポジションが減少、ほぼ一か月前の水準になりました。  ただ為替レートの円安は進み、USD/JPYレートは一気に109円台まできました。 英ポンドは先週一旦積まれたロングが解消され10ヶ月ぶりのネットショートになっています。 豪ドル、NZドルなど高金利通貨もロング減少、為替レートは売られ、ドルが全面的に強い動きが続いています。

 

今年に入ってからの主要通貨の投機筋ネットポジション(対ドル)の動きをグラフ化しています。 
CME140919
(注1)CFTC公表データをもとにシミュライズまとめ

 

この週末NY時間に公表されているポジションは、先週火曜日時点(9/16)のものであることをご注意の上、ご覧ください。

 

関連記事 →【運用】FX取引の際にはチェックしておこう、シカゴ投機筋のポジション動向

 

 

 

 

現状のネットポジション、過去1週間の変化、1ヶ月の変化をまとめています。
 
 各通貨(対ドル)の投機筋ネットポジション(枚)

通貨 2014/9/16
ネットポジション
1週間変化 1ヶ月変化
JPY -83,182 17,491 4,089
EUR -137,149 20,356 1,676
GBP -6,581 -33,308 -19,868
AUD 22,140 -19,089 -14,434
NZD 1,120 -8,402 -10,912
CHF -11,396 2,429 4,096
CAD 7,544 -4,086 263

     

一週間の主な動き: 

  • これまでの米国経済回復基調の認識を背景にかなりの水準まで積み上げれてきた円ショートは、前週反転を始めましたが、今週も引き続きネットショートが大幅に減少しほぼ一か月前の水準になりました。 但し、さらに大きく円安は進み、ドル円為替レートは2008年9月以来の109円台まできました。 投機筋によるネットショートポジション減少にもかかわらず円安傾向が継続していることは、日本の貿易赤字などを背景とした長期的な資金の動きを示唆しているのかもしれません。
  • 歴史的水準まで積み上げられてきたユーロのネットショートポジションも大幅に減少、こちらも一か月前の水準に。 EUR/USD為替レートも米国FOMCの後、今回の下落トレンドでつけた下限水準の1.28前半で先週を終えています。
    このままショートポジションは減少に転じ、今後EUR/USDレートも反転を見せ始めるのかどうか注目されます。(下記、2012年1月以降のEUR/USDネットポジションと為替レートの推移ご参照ください。 ) 
  • 英ポンドは、前週に一旦積み増されたロングが解消され、ネットポジションは昨年11月以来のネットショートになりました。スコットランド独立の思惑もあり売られ続けてきた英ポンドは、9月上旬にGBP/USD=1.60台を一旦つけた後反転上昇していましたが、週末の開票結果に向けて振れ幅が大きくなり、1.65を付けた後1.62台後半で週を終えています。

  • 豪ドルはロングポジション大幅減少の動き。 NZドル、カナダドルもネットロングが減少しています。 AUD/USDレートは週末に向けて今年3月以来の0.89台前半まで売られました。

 

EURPosition140919 

 (注1)CFTC公表データをもとにシミュライズまとめ

 

 

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活用方法については、以下記事等をご参考にしてくだくさい。
【運用】FX取引のアイデア実験室 トレンドと取引タイミング シミュライズFX

 

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