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【運用】あなたのお金はどのように運用していますか? 資金循環データによる検証

今日は日本銀行の発表の資金循環統計(2014年第1四半期速報)からみる家計の資産の配分状況を見てみよう。

よく日本では現預金が多く、株式への投資が少ないと言われている。

 

NISAの制度開始等で少しでも預金から投資へと流れを作りたいと阿部政権では熱心に株式投資推進を図っている。

さらにGPIFの株式保有の割合を増加させたり、NISAの金額枠の増額、子供用NISAを準備している。

 

さてその家計の資産構成は2014年6月の段階を示したものが、以下のようになっている。日銀の資金循環統計の発表の中で、米国、欧州との比較が行われているので、ご紹介しよう。

 

家計の資産構成比較


 

【日・米・欧州の資産構成の比較】

資産割合

(クリックして拡大します)

 

 【日本の家計の資産割合】

資産割合日本

 

 

 【米国の家計の資産割合】

資産割合米国

 

 【欧州の家計の資産割合】

資産割合欧州

 

これらを見ると、日本の家計がいかに現預金に偏っているかがわかる。米国は極端に株式の割合が高く、株式と投信の合計で、45%にのぼる。

欧州では現預金は日本より少ないが、米国より多く、株式も日米の中間あたりに位置しており、バランスは欧州が良いように見える

 

NISA等の影響で今後この株式の割合が如何に増えていくかを観察していきたい。

 

 

年金基金では


 

国民の資産の一部である、年金基金の資産割合のテーブルを最後に記載しておきます。

 

日本の年金も比較的に安全資産と思われる債券、現預金の割合がかなり高く、また対外証券投資が多い。

米国の株式、投資信託の合計サイズはやはりここでも50%以上を占めている。

 

資産内容 日本 米国
現金・預金 6.00% 0.60%
貸出 3.40% 0.20%
債券 30.70% 12.50%
投資信託 6.60% 20.10%
株式・出資金 10.10% 30.40%
対外証券投資 21.50% 0.00%
その他計 21.80% 36.10%

 

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