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【収入】農業やるなら、何作るといい? 儲かるのはどれ?

脱サラで田舎に帰り農家として再出発という方もかなり多いようです。

人気のある農家になるには長い間の経験と努力が必要なのは他の業種と変わりませんが、だいたいどれくらいの収入が得られるかについては、どこにもあまり触れられてません。

 

また生活費に回せるお金が大幅に減るため、生活は厳しくなるのではと思われがちですが、収入が下がっても都会生活と比べ、家計消費コストも減少し、かならずしも生活が悪くなるわけではありません。

かなりのレベルで自給自足生活を実現できる方もいらっしゃるようです。

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こんなところで生活するなんてあこがれますよね。。

農家にもいろいろあります。

今回の年収を見るために対象としている農家は、農林業経営体という単位で計上されています。

 

農林業経営体とは?


 

「農林業経営体」とは、農林産物の生産を行うか又は委託を受けて農林業作業を行い、生産又は作業に係る面積・頭数が次の規定のいずれかに該当する事業を行う者をいいます。

 

(1)経営耕地面積が30アール以上の規模の農業

 

(2)農作物の作付面積又は栽培面積家畜の飼養頭羽数又は出荷羽数、その他の事業の規模が次の農林業経営体の外形基準以上の農業

(ア)露地野菜作付面積 15アール 
(イ)施設野菜栽培面積 350平方メートル 
(ウ)果樹栽培面積 10アール 
(エ)露地花き栽培面積 10アール 
(オ)施設花き栽培面積 250平方メートル 
(カ)搾乳牛飼養頭数 1頭 
(キ)肥育牛飼養頭数 1頭 
(ク)豚飼養頭数 15頭 
(ケ)採卵鶏飼養羽数 150羽 
(コ)ブロイラー年間出荷羽数 1,000羽 
(サ)その他 調査期日前1年間における農業生産物の総販売額50万円に相当する事業の規模

 

(3)権原に基づいて育林又は伐採(立木竹のみを譲り受けてする伐採を除く。)を行うことができる山林(以下「保有山林」という。)の面積が3ヘクタール以上の規模の林業(調査実施年を計画期間に含む「森林施業計画」を策定している者又は調査期日前5年間に継続して林業を行い育林又は伐採を実施した者に限る。)

 

(4)農作業の受託の事業

 

(5)委託を受けて行う育林若しくは素材生産又は立木を購入して行う素材生産の事業(ただし、素材生産については、調査期日前1年間に200立方メートル以上の素材を生産した者に限る。)

 

2 「農業経営体」とは、「農林業経営体」の規程のうち(1)、(2)又は(4)のいずれかに該当する事業を行う者をいう。 

3 「林業経営体」とは、「農林業経営体」の規程のうち(3)又は(5)のいずれかに該当する事業を行う者をいう。

 

 

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農業経営体の種類


 

農業経営体の分類は以下のようになっている。(出典:農林水産省)

調査の対象

 

 

野菜作経営主体の収入


 野菜を作りたい、有機野菜専門の農家をやりたい、珍しい野菜を取り扱いたいと思っている人は多いかもしれません。

野菜作の経営主体の売上、年収等の数字は以下のようになっています。

野菜作経営 農業所得 総所得 可処分所得 農業専従者一人当たり農業所得 推計家計費
平均 2,423 5,325 4,379 1,836 4,320
0.5ha未満 1,437 4,246 3,463 1,545 3,925
0.5~1.0 2,457 6,333 5,264 1,526 4,520
1.0~2.0 3,880 5,809 4,895 2,031 4,747
2.0~3.0 5,540 7,035 5,563 2,430 5,186
3.0~5.0 6,856 8,790 7,437 3,145 5,415
5.0~7.0 9,019 10,831 9,053 3,391 6,355
7.0ha以上 11,241 12,217 8,666 4,824 7,240

 最初はあまり大きな規模では始められないとは思いますが、平均で1経営主体(配偶者、親族を含む)では4.3百万円家計消費が同じく4.3百万円なので、貯蓄ができない状態です。 7.0ヘクタール以上では可処分所得が8.6百万円で家計消費は7.2百万円で1.4百万円ほどの貯蓄ができます。

大型農家、大規模経営になると収益機会が大きいようです。

 

 

 

 

水田作経営の収入


 やっぱり日本は米! 

水田作経営はさらに規模の経済が働く形態と言われているが、平均だと野菜作よりやや低い、3.9百万円、家計消費が3.8百万円なので、0.4百万円ほど野菜作よりも低くなる。

 

水田作経営 農業所得 総所得 可処分所得 農業専従者一人当たり農業所得 推計家計費
平均 505 4,461 3,918 5,611 3,830
0.5ha未満 -101 4,222 3,713 nc  3,569
0.5~1.0 19 4,226 3,673 475 3,858
1.0~2.0 490 4,334 3,861 12,250 3,817
2.0~3.0 1,063 4,381 3,833 4,252 4,054
3.0~5.0 2,002 5,263 4,655 4,449 4,088
5.0~7.0 2,920 5,278 4,681 6,083 4,006
7.0~10.0 4,712 6,713 5,865 5,236 4,730
10.0~15.0 6,358 7,957 6,775 5,006 5,347
15.0~20.0 9,934 11,567 10,161 6,712 6,377
20.0ha以上 13,434 15,196 12,987 9,201 6,343

20ヘクタール以上では13.0百万円ほどの年収で、家計消費が6.3百万円で6.7百万円の貯蓄が可能であり、かなり裕福な家計を実現できる。

 

 

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肉用牛経営の収入


 北海道の自然の中で、畜産で生きていきたいという願望を持っている方も多いと思います。

しかし他の2つよりはややきついようです。平均では収入(可処分所得)が3.3百万円に対し、推計家計消費が4.0百万円に近いので、0.7百万円のマイナスなので生活はかなり苦しい状態です。兼業で他のビジネスをする必要があります。

 

肉用牛経営 農業所得 総所得 可処分所得 農業専従者一人当たり農業所得 推計家計費
平均 1,684 3,862 3,285 1,477 3,973
10頭未満 -43 2,835 2,456 -90 3,811
10~30 1,301 3,605 3,124 1,216 3,510
30~50 1,619 2,889 2,337 920 4,068
50~100 2,926 4,434 3,522 1,964 4,364
100~200 7,208 8,327 7,376 3,291 5,685
200頭以上 6,299 8,175 6,319 3,088 5,989

こちらも規模が大きくなるとやや改善はしますが、200等以上の農家でも6.3百万円の収入に対し、6.0百万円の家計消費なので、0.3百万円の貯蓄しかできません。

 

このように必ずしも生活が楽ではないかもしれませんが、ビジネスが立ち上がり、徐々に慣れ、規模が大きくなって、経営ができれば成功の確率も高くなるので、トライする価値は大いにありそうです。

あとは補助金や住宅提供、農地提供等もあり、うまく立ち上げることで、よりコストの低い農業を実現できる可能性が高まります。

 

 

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