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【収入】実質賃金は減少(▲3.8%)、名目は小幅な上昇(+0.4%) 賃金上昇<物価上昇

厚生労働省が31日発表した6月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、

 

名目給与に関しては総じて曇りから晴れ


 

(1) 現金給与総額の前年同月比は、0.4%増と4か月連続の増加となった。
うち一般労働者は0.5%増、パートタイム労働者は0.6%増となった。

(2) 所定内給与の前年同月比は、0.3%増と 27 か月ぶりの増加となった。
うち一般労働者は0.4%増、パートタイム労働者は0.4%増となった。

(3) 所定外給与の前年同月比は、1.9%増と 15 か月連続の増加となった。
うち一般労働者は2.1%増、パートタイム労働者は0.5%増となった。

(4) 所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与(定期給与)の前年同月比
は、0.4%増と4か月連続の増加となった。
うち一般労働者は0.6%増、パートタイム労働者は0.4%増となった。

(5) 特別に支払われた給与の前年同月比は、0.3%増となった。

 

名目給与については増加、上昇という言葉がならび、ベアの影響で給与が上昇しつつあることが理解できる。

 

名目指数をチャートにすると順調に給与が上昇しているようにみえる。

賃金指数201407

毎月勤労統計調査

 

 

しかし実態は曇り


最後のこの数値をシミュライズ編集部では重視している。

6) 実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、3.8%減となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)は、前年同月比4.4%上昇)

 

”実質”とは物価を考慮した給与の変動を意味する。

 

給料が上がっても、それ以上に物価が上昇していれば(指数はマイナス)、生活は苦しくなる。

この名目と実質の比較で時系列データを見てみると、

 

指数比較

 

赤い実質の数値は-3.8%と大きく落ち込んでいることがわかる。名目は少しづつ上昇しているが、物価は急上昇中だ。

そのため実質は大きなマイナスになっている。これが上向いてこないと生活が楽になったと実感できない。

 

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