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【景気】百貨店売上は回復傾向ながら前年対比では3か月連続のマイナス 百貨店&タクシーのコラボまで

3か月連続のマイナスが続く百貨店の売上。 日本百貨店協会が18日発表の百貨店売上高。地域別、商品分類別の報告を毎月している。

今月は6月の報告(1か月遅れ)だが、下のチャートを見てほしい。前年対比、売上高の両方で報告をしているのだが、前年比でそのトレンドを見ることが多い。贅沢品、プチ贅沢の売上を見ることは消費の動向のインディケーターとして、お金持ちのお金の使い方を見る指標として使っていきたい。

 

6月からタクシーがお迎えにきて、買物のサポートをしてくれるサービスを、株式会社三越伊勢丹の依頼で日本交通株式会社が始めている。 この売上も指標としては大事な指標になってきそうだ。

気になる料金は、時間貸切料金1 時間5,270 円~ チャージ料金+税込み)

以下が概要だ、ぜひこのサービスで百貨店買物に出かけてほしい。

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「都内タクシー最大手の日本交通株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:川鍋一朗、以下「日本交通」)は、 2014 年6 月7 日(土)より、株式会社三越伊勢丹(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大西洋)が運営する三越 日本橋本店と協力し、「三越日本橋本店でのお出かけサポートサービス」を開始致します。料金は時間貸切料金(1 時間5,270 円~ チャージ料金+税込み)を適用する事で、メーターを気にすることのなく専門知識を持った日本 交通の担当タクシードライバーが、ご送迎から店内のご案内までお客さまに付き添いサポートいたします。詳しくはサイトで→タクシードライバーがご案内する、新たなお買い物のカタチ

 

さて百貨店売上高に戻ると、4月、5月、6月と3か月連続のマイナスが続いており、消費税増税前の駆込み売上のジャンプ以降、中々正の数値に戻れないでいる。

 

百貨店協会自身の見方としては、前前年対比では増加していること、1-6月(3月のジャンプ)の半期売上では3期連続増加となっていると明るい面を強調している。 消費税のマイナス影響についてはあまり多くを語っていない。お中元、夏向けの需要を期待しなければいけない苦しい状況である。

 

 

百貨店201406H

 

商品別では衣服は不調であるが、食料品、美術・宝飾・貴金属、化粧品あたりが復活しつつあるが、全体的にまだ低調と言わざるを得ない。

 

百貨店201406

 

地区別では主要10都市でも大きくマイナス(-3.6%)、10都市以外では-6.6%とさらに悪い数字となっている。前年対比で改善された都市はないのが現状。

地区  売上前年比  寄与度 
10都市  (3.60) (2.40)
札  幌  (5.50) (0.10)
仙  台  (6.80) (0.10)
東  京  (4.10) (1.10)
横  浜  (4.20) (0.30)
名古屋  (2.20) (0.10)
京  都  (4.80) (0.20)
大  阪  (2.60) (0.40)
神  戸  (2.50) (0.10)
広  島  (3.20) (0.10)
福  岡  (2.20) (0.10)
10 都市以外の地区  (6.60) (2.20)
北海道  (8.10) 0.00
東  北  (9.00) (0.20)
関  東  (7.00) (1.10)
中  部  (7.10) (0.20)
近  畿  (5.80) (0.20)
中   国  (5.10) (0.10)
四   国  (4.60) (0.10)
九  州  (5.90) (0.30)

 

食品は-1.2%(その他食品にお中元が入っている)とマイナス幅が小さくなってきている、次い化粧品、美術・宝飾・貴金属等が前月対比でマイナス幅を大きく減らしている。しかしほぼ全面的にマイナスであり、厳しい状況。悲観的な見方をすれば、消費はこの数か月でプラスに転換していくシナリオが描けていない状況であり、3月の駆込み需要でなんとかやっている状況といえる。

来月が勝負の7月となる。

商品別  売上前年比  寄与度 
総額  (4.60)
紳士服・洋品  (5.90) (0.40)
婦人服・洋品  (6.30) (1.30)
子供服・洋品  (7.00) (0.10)
その他衣料品  (8.50) (0.20)
衣料品  (6.40) (2.10)
身のまわり品  (5.30) (0.70)
化粧品  (4.90) (0.30)
美術・宝飾・貴金属  (10.80) (0.60)
その他雑貨  (2.30) (0.10)
雑貨  (6.50) (0.90)
家具  (9.00) (0.10)
家電  (9.40) 0.00
その他家庭用品  (8.00) (0.30)
家庭用品  (8.30) (0.40)
生鮮食品  (1.40) (0.10)
菓子  (0.90) (0.10)
惣菜  (1.80) (0.10)
その他食料品  (1.00) (0.10)
食料品  (1.20) (0.30)
食堂喫茶  (4.00) (0.10)
サービス  (2.00) 0.00
その他  1.20 0.00
商品券  (5.10) (0.20)

 

 

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