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【運用】GPIFはさらに株式投資配分を増やしていくのか?金利、株式相場への影響は?

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が25年度の運用成績を発表した。

GPIFとは何かご存知ですか?株式割合を20%にまで株投資を増やしてくるタイミングはいつになるのか?その時が買い時か。

 

そもそもGPIFとは、「年金積立金管理運用独立行政法人とは、厚生年金と国民年金の給付の財源となる年金積立金を国民から預かり、管理・運用を行い、その収益を国に納めることにより、年金制度の運営の安定に貢献することを使命としている。」

 

 

要するに国民の年金の積立金を運用して安定的に増やすのが役割。当然大きく減少したりすると年金の財源が減少して、国民が迷惑をこうむるのだから、しっかりと監視しないといけない。あなたに大きく関係あることなのです。

 

平成25年度末の運用資産額は126兆5, 771億円となりました。

すごい金額であることはすぐに想像がつきますよね。最大の投信は(フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド)純資産総額がたったの1兆3115億72百万円だから、いかに大きいファンドかはご理解いただけますよね。

 

 

平成25年度の収益率は、  8. 64%

これはアベノミクス効果の一つですね。

 

平成25年度の収益額は、 10兆2,207億円

 

平成13年度から25年度までの累積収益額は35兆4, 415億円となっています。

 

 

投資割合


まあ安定的に収益を上げることが必要なので、国内債券、国債中心の運用で、25年末で55.43%を占めている。

次いで日本株式で16.47%であり、あとは外国株式、外国債券が追っている。この割合は何らかのルールがあるのだろうか?分散投資とかよく聞きますよね。

 

GRIF投資割合25

もともと運用のルールがあり、

25年6月7日に以下のような配分にすることを決めている。

国内債券  国内株式  外国債券  外国株式  短期資産 
60% 12% 11% 12% 5%

 

おやおや?国内株式12%と書いてあるのに、16.47%って大丈夫?これ投資ルールに反しているのでは?

もちろんルール違反を犯してはいません。運用していると、日々その資産の価値は変わり、変動します。株式は好調に推移していたので、株価上昇により12%以内の投資をしていたのが、時価増加でこの12%を超えてしまったのです。

 

なのでこんなルールがあります。許容幅があって、プラスマイナスで幅が決められています。なので、株式では18%までは増加してもそのまま置いておけます。しかし本当であれば18%以上になると、調整(株式を売る等)を行い、この範囲にとどめる必要があります。この国内株式の保有についてはさらに増加させる方向性で検討されいるようです。

 

国内債券  国内株式  外国債券  外国株式  短期資産 
基本割合 60% 12% 11% 12% 5%
許容幅 ±8% ±6% ±5% ±5%

 

 

 

 

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投資割合の推移


投資割合の推移は以下のようになっています。国債を中心とした国内債券の割合は60%を割ってきていますが、以前は70%以上の水準にありました。(軸の目盛は右側になります。)

逆に国内株式、 外国株式、外国債券はその減少分が回され、上昇してきています。これが日本の国内株価の維持につながっていたということが言われています。

 

東証の時価総額の合計額が450兆円程度なので、1%近い株式が購入されるという計算になる。

GRIF投資割合推移

 

株式の割合が20%まで許容されるとなると、あと4%の配分、つまり126兆円の4%、5兆円近くが株式市場に断続的に流れ込むということが考えられます。

 

また反対に、国債が4兆円売却されることが考えられます。国債の発行残高は182兆円近くになるので、5兆円というと2.74%近い割合であり、インパクトがより大きいと思われます。

そのため国債へのインパクト、金利への影響が心配です。

 

当然他の市場参加者の動向にもよりますので、単純に割合で影響が推測できるわけではありません。しかし大きな割合であれば確実に何らかの影響を与える恐れはあります。

 

国債の利回り推移(日米)


 

日本国債を見てみると、この数か月(下記グラフは2014年5月からの推移)は金利は低下傾向であったが、

市場参加者はかなり少なくなっており、日銀が購入者として大きな割合になってきている。

 

ここにタイミング悪く GPIFの売りや国内金融機関の売りが重なると、大きく利回りが上昇、債券が暴落なんてことになるかもしれない。

いろいろな準備をそろそろ始める必要がある。

日本国債10年物利回り

 

米国債は下図のようにやや緩和時期の終了が確実に意識されはじめ、金利はじわじわと上昇を開始している。米国の金利の上昇がコンスタントになると、為替レート、株式市場等を通じて、

日本の金利も影響をうける可能性があります。

 

米国債10年物利回り

 

シミュライズではモニタリングを強化して、皆様に金利、株式の動きをお知らせしていきます。

GPIF様とりあえずガンガン儲けてください。

 

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