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【借入】住宅ローン そろそろ金利変動型より全期間固定型?利用者の動向

住宅ローンでは以下の3種類の金利型が選択できる。

主な住宅ローンの金利タイプ

  • 全期間固定金利
  • 固定期間選択型
  • 変動金利
  • (上記のミックス型も金融機関によっては提供)

金利の上昇がおこると当然変動金利型や固定期間選択型については支払利息額増につながる。全期間固定金利は当然市場の金利の変化は関係なく、常に支払いは一定である。

下記のテーブルは住宅金融支援機構の「民間住宅ローン利用者の実態調査」における「金利タイプ別利用状況」を弊社において時系列でまとめたものである。

変動金利型を選択する割合が現在も金利水準が低くとどまっているために、2014年2月の最新データでも40%以上にとどまっている。

 

【表】金利タイプ別利用状況


 

借入月 固定期間選択型
変動金利型 2年 3年 5年 その他10年未満 10年 10年超 全期間固定型
2012.4 56.9 1.2 2.8 5.2 1.2 10.5 2.0 23.0 20.2
2012.5 55.6 0.0 4.1 5.2 0.4 12.2 1.5 23.3 21.1
2012.6 53.5 0.8 5.5 2.4 1.6 11.8 2.4 24.4 22.0
2012.7 53.2 1.1 3.9 5.0 1.1 10.4 2.1 23.6 23.2
2012.8 49.8 0.7 5.6 5.6 1.1 11.2 2.1 26.3 23.9
2012.9 54.5 0.0 5.0 6.4 1.7 10.6 1.3 24.9 20.6
2012.10 57.3 0.0 4.6 2.7 1.2 10.0 3.1 22.7 20.0
2012.11 52.7 1.2 4.6 6.7 0.7 10.6 1.1 25.1 22.3
2012.12 54.4 1.4 2.3 4.0 1.3 12.1 2.3 22.5 23.2
2013.1 47.9 0.3 2.8 6.5 0.5 11.5 5.1 28.1 24.0
2013.2 46.7 1.8 4.0 6.5 1.5 14.6 3.5 30.2 23.1
2013.3 49.1 0.0 5.8 7.9 2.9 8.3 2.5 27.8 23.1
2013.4 45.7 0.3 4.1 6.1 1.4 15.0 3.4 30.4 23.9
2013.5 32.6 0.4 3.5 8.4 2.2 13.7 3.1 31.3 36.1
2013.6 44.6 1.6 8.0 4.4 2.4 16.3 2.8 35.5 19.9
2013.7 32.5 0.0 6.3 5.5 4.6 13.5 3.8 33.8 33.8
2013.8 35.9 0.8 6.9 6.1 2.7 16.8 4.6 37.8 26.3
2013.9 49.8 1.3 4.3 3.0 1.3 17.9 3.0 30.6 19.6
2013.10 47.0 1.1 5.3 5.3 1.9 16.5 1.1 31.2 21.8
2013.11 32.0 0.9 2.6 8.3 4.4 11.0 3.9 31.1 36.8
2013.12 45.5 0.0 3.2 4.0 3.6 14.6 3.2 28.5 26.1
2014.1 28.7 1.3 4.2 8.0 4.2 10.5 3.8 32.1 39.2
2014.2 42.8 1.1 6.4 8.6 2.7 13.4 1.6 33.7 23.5

 

【チャート】金利タイプ選択状況推移


 

しかし全体のトレンドを見ると、次のチャートが示しているように変動金利型の割合は徐々に減少をしてきており、反対に全期間固定、固定金利期間選択型が増加してきている。

利用者の多くが、金利の上昇を意識し始めているといえる。

金利タイプ選択推移

さらに下の図は固定金利期間選択型の中で、どの固定期間を選んだかを示すものであるが、圧倒的に10年が多く、次いで5年、3年と比較的長い期間を選択してきていることがわかる。

固定金利選択型の固定金利期間

いまだ景気の回復状況は完全とは言えないため、利用者は金利の上昇がいつかは始まると思いながら、低金利の期間がまだ続くのではないかと考えている。

しかし少しづつ、金利上昇の可能性が高くなってきている、あるいは金利が高くなっても大丈夫という安心感を買いたい、と思う割合は確実に高くなってきている。

 

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鎌田 晃 大手ITで長年SEやっています。

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