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【運用】好景気でも上がらない金利、高まらないインフレーション米国でも。どうする個人投資家!

米国の景気も明るさが見え、米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和の出口を探している状態であるのに、金利はそれに反応して上昇をする気配がない。通常、景気の回復、復調を確認し、金融引き締めが始まる、あるいは気配を感じると、市場は債券を売却、利回りは上昇を始める、短期金利が先に上昇はじめ、その後長期金利がつられて上がっていく、それが景気サイクル、金利の市場での動きのサイクルであるはずだが、金利は低下をしている。

米国の金利長期で低下


米国金利を見てみると長期の金利は低下しているのが下記のグラフからも簡単に見て取れる。青いカーブが年末のドルの債券の利回りで、オレンジが5/23日付のカーブである。右に行けばいくほど、長期であればあるほど、金利が大きく低下している。20年の債券の金利では0.6%も下落している。白いカーブはこの2つの日付の金利カーブの差である。短期はほぼ変わらない水準なので2つは重なって見えるが、長期は大きく間が空いているのが確認できる。

US

投資を考えると


投資については金利の上昇、債券価格の大幅な下落は即座には起こりそうにもない。日本の長期金利も下落し、低いレベルを保っている。下記のグラフは日本円国債10年物の利回りで長期間にわたり低下してきているのがわかる。これ以上大きく下がるとは米国、日本ともに考えづらいが、その上昇のスピードが速くなるとも思えない。従って債券で高い金利を稼ぐ、クーポンを稼ぐことは当面先進国の債券では難しいと思われるため、

1.株式で安定的な銘柄の高配当を狙う。値上がりによるキャピタルゲインではなく、ある程度長目に株式を保有する割合を高くする。

高配当銘柄はYahoo(高配当銘柄リスト)から流動性の高い(取引量が多く)、値動きが遅い(あまり大きく動かない)銘柄を探すとよい。(薬品、金融、通信等、次回のNISAバスケットで説明します。) そこで見るとわかるように4%を上回る配当を行う会社が如何にたくさんあるかがわかる。

5年の個人向け国債は新発の38回債で0.14%、税引き後で0.1115590%になっている。以下に低利かがわかる。

2.低金利、金利低下も考慮して、債券や債券関連のETFも低めの割合で保有する。(お金持ちの方は特に)

3.クーポンはそれほど高くないものの、金利の急上昇もなさそうなので、円安を狙って米国を中心に外国債券を保有する。(新興国は気を付けて!)

10年国債金利

 

個人向け国債の利子を見てみる


 

シミュライズの公表しているNISAバスケットのリターンと比べると、以下に低利であるかがわかるが、安全性重視の方は注目してほしい。
銘柄
①個人向け国債(固定5年)の回号 第38回(最新)
②金額  100万円を投資すると投資結果のキャッシュフロー
発行日: H26.06.16
償還日: H31.06.15
5年で7,000円が利息として手に入る。もちろん元本保証なので株式のように元本を割るようなリスクもなく、超安全資産である。(日本が破綻するようなことがあれば別ですが。)
インフレーションが本当に起こってくれば、この水準はあまりにも低すぎると言えよう。
利子支払期 基準金利 適用金利 受取利子 (円)
H26.12.15 0.19% 0.14% 700
H27.06.15 0.19% 0.14% 700
H27.12.15 0.19% 0.14% 700
H28.06.15 0.19% 0.14% 700
H28.12.15 0.19% 0.14% 700
H29.06.15 0.19% 0.14% 700
H29.12.15 0.19% 0.14% 700
H30.06.15 0.19% 0.14% 700
H30.12.15 0.19% 0.14% 700
H31.06.15 0.19% 0.14% 700
合計 7,000

 

 

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